会社員生活がほとほと嫌になり50歳を機に早期退職、現在は第2のモラトリアム中。311後、マレーシアのクアラルンプール(KL)へ移住、のんびりと暮らしている。
海外暮らしは得るものがあれば、失うものもある。温泉、落語会、サッカー観戦が大好きだったけど、できないのが残念。
それと、すしを食べることも諦めたことのひとつ。
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うちのコンドの中に住んでいるノラ猫「ドン松」は、敷物が好きでよく人の玄関先に置いてあるマットの上で寝ている。猫が嫌いな家だと追い払われているようだが、さすが猫好きの国マレーシア、概ね歓迎されている。日常の生活から、ここは猫という存在をとても大事にしていると感じる。ボルネオにはクチン(マレー語で「猫」)という名の街まであるくらいだ。
よく3階まで上ってくるものだと思う。帰宅した時にドアの前で寝ていられると、中に入れなくて往生してしまう。この間は建物内の廊下で、リスが走り回っていた。どんだけ自由なんだ、この環境は。
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KLでは日本で食べていた野菜のほとんどが手に入るが、品種が違うのだろう、日本の物と同じ食感ではない場合がある。その典型は、長ネギだ。写真のような九条ねぎに似た形状のものか、あるいは葉が堅くて食べづらいネギは見かけるが、味は日本産とは到底比較にならない。
こちらではよく鍋物や蕎麦を作るので、ネギは必需品だ。しかし、おいしいネギはなかなか手に入らない。下仁田ネギなんて、望むべくもない。
他にも日本と違う野菜としては、ゴボウや大根がある。ゴボウはあまり売っていない。採れる時期があるのか売り場の広さによるのか分からないが、あまり見かけない。あったとしても、1m以上あるような巨大サイズだったりする。反対に大根は人参くらいの太さで、貧弱そのものだ。

一方で、KLならではの安価に手に入る野菜として、パクチーがある。一束これだけの量で、1.44RM(50円弱)だ。最近は、このパクチーをネギの代わりに薬味として使っている。

試しに冷やし中華に乗せてみたら、相性バッチリだった。かなりうまい。これなら蕎麦の薬味としてもいけるかもしれない。もり蕎麦に合うかどうか分からないが、冷やし蕎麦ならカイワレ大根を乗せるくらいだから、パクチーでも合うのではないか?
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KLに戻る途中、大阪で「Godzilla ゴジラ」を観た。エンターテイメントとしてよくできていて、かなり面白かった。子供の頃、ゴジラ映画をよく観たので、この映画には特別な思い入れがある。
ムートーという新しい怪獣の存在が出色だ。気味が悪く憎たらしいほど強い。物語はこのムートー誕生の痕跡を追うところから始まる。ゴジラはそもそも、水爆実験から生まれた核の落とし子であって、人間が恐ろしい核に立ち向かう象徴としての存在だった。それがこのハリウッド版では、ゴジラではなくむしろムートーにその設定を置き換えていた。その結果、善のゴジラ対悪のムートーという構図になっている。
気になったのは、1940~50年代の水爆実験が、その頃出現したゴジラを倒すために行ったものだという描写だ。これは過去の過ちを正当化していて、いただけない。
海外版と日本版の予告編が違うと評判だったので注目していたが、どうだろう?日本版は原発事故と津波のシーンをカットしたらしいが、原因を作ったのはムートーだから意味深だ。いずれにしろ観客がこの映画を観て、今さらながら、「ゴジラ誕生の理由」を知り、核や311の真実を考えるきっかけになればといいなと思った。
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札幌には多くのスーパー銭湯があって、中でも一時帰国した時によく行くのは、札幌市東区東苗穂にある、「千の湯」だ。ここは何といっても、岩盤浴(チムチルバン薬汗房)がいい。熱い系の部屋が8と冷たい系が2で、何と計10種類の岩盤浴が楽しめる。今まで多くの岩盤浴を体験したが、これほど種類が多いのは他にはない。
「雪の癒」と称した、天井に巨大なかき氷製造機を設置した部屋では、上から削った氷が降ってくる。エアコンの冷気と相まって、火照った体を冷やすにはもってこいのアイディアだ。
この熱と冷を交互に楽しむのが岩盤浴の醍醐味なのだが、、最近は氷を削る量や頻度を減らしたようなのが残念だ。エアコンの設定温度も高いのか、部屋全体が昔に比べると温度が高くなったように感じる。体があまり冷えないので、楽しみが半減してしまった。
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日本スタイルのスーパー銭湯がホーチミンにできたと聞き、早速出かけてみた。マレーシアには温泉はあるが、風呂・水風呂・サウナ・マッサージのゴールデンコースを完備した入浴施設がないため、入りたくてストレスが溜まっていたのだ。
場所はペンタイン市場を越え、ニューワールドホテルのあるロータリー交差点の1角。リバー沿いのグランドホテルから歩いて行ったが、聞きしに勝るバイクの多さで道路を横断するのが困難なのと、道がデコボコしているので歩きにくく、30分近くかかってしまった。

入場料は風呂、岩盤浴、サウナのセットがカップル割引で540,000ドン(約2,700円)だった。風呂は清潔で気持ち良かった。ただし、風呂とサウナが別々のフロアにあるため、その移動が少々面倒くさい。マッサージはオイル+ホットストーンの90分マッサージコースを受けた。最初、頭への刺激が気持ちいい。早々に寝てしまったので、ホートストーンを受けた自覚がないのがもったいない。
各コーナーに従業員がいて案内してくれる。日本企業らしい、その気遣いがうれしかった。全般的に満足して、ホテルに帰った。
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