会社員生活がほとほと嫌になり50歳を機に早期退職、現在は第2のモラトリアム中。311後、マレーシアのクアラルンプール(KL)へ移住、のんびりと暮らしている。
海外暮らしは得るものがあれば、失うものもある。温泉、落語会、サッカー観戦が大好きだったけど、できないのが残念。
それと、すしを食べることも諦めたことのひとつ。
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先日、バンコクに2泊3日で行ってきた。旅行中にタクシーに乗る際は、できるだけホテルやショッピングモールのタクシー乗り場から乗り降りすることを心がけた。バンコクではメーターを使わないタクシーは一掃されたと聞いているが、2、3年前に訪れた時のボラれた記憶が鮮明に残っているからだ。
注意はしていても、完璧とはいかないもの。インターコンチネンタルホテルまで用事があって、タクシーに乗った。ところが降りる際に、大きな紙幣しか持っていなかった。120バーツのタクシー代に対し、500バーツ札しか持っていなかったのだ。失態だ。
当然の如く運転手はお釣りなどは持っていず(持っていてもないと言うだろう)、両替しようとタクシーを降りた。すると、降りるやいなや、ホテルマンが声をかけてくれた。
「スモールチェンジが必要か?」と。「イエス」と答えると、500バーツ札をドアマンに渡し両替に走らせる。タクシーの傍で待っていると、数分でドアマンは、5枚の100バーツ札に替えてきてくれた。
何という、気の利いたサービス。かつての「HOTEL(石ノ森章太郎)」の一場面みたいではないか。いつかインターコンチネンタル・バンコクに泊まって、恩返ししないといけない。
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