会社員生活がほとほと嫌になり50歳を機に早期退職、現在は第2のモラトリアム中。311後、マレーシアのクアラルンプール(KL)へ移住、のんびりと暮らしている。
海外暮らしは得るものがあれば、失うものもある。温泉、落語会、サッカー観戦が大好きだったけど、できないのが残念。
それと、すしを食べることも諦めたことのひとつ。
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今回日本に帰国した際、KL-羽田間と成田-新千歳間でいずれもエアアジアに乗ることになった。北海道便がキャンペーンでとても安かったためだ。そこで、路線の使用機体による違いを痛感した。KL-羽田線は、エアバスA330-300型で、シートピッチは32インチに対し、成田-新千歳線はエアバスA320でシートピッチが28インチ。一般的なエコノミークラスは31インチなので、KL-羽田線はこれよりも広いが、成田-新千歳線では3インチ(7.5cm)も狭い。成田-新千歳線はKL-羽田線と比較すると、4インチも狭いことになる。これでは、足が組めない訳だ。
国内線は搭乗時間が短いのでこれでもいいが、搭乗時間が長くなる国際線では狭い座席はキツイ。その点で32インチはありがたく、KL-羽田線ではシートピッチが狭いと感じたことはない。
ただし、エアバスA330-300型はふつう、2-4-2の配列だが、エアアジアの場合は3-3-3の配列にして1列多いので、横が狭くて窮屈だ。

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先日、YMCAの中にあるとこやで髪をカットしてもらった。散髪代が12RMと安かったので驚いた。確かに、日本の1000円カットと同じように、シャンプー無しでえり足を剃るだけだ。所要時間は10分もかからない。12RMということは、日本円で360円だから、1000円カットの料金の3分の1だ。単なる印象でしかないが、KLで2カ月半暮らして感じたのは、物価は概ね3分の1だが、飲食代は2分の1だな、ということ。
ホーカーズとショッピングモールに入っている店では料金が全く違うため、ショッピングモール内のフードコートが一般的な料金と考えていいかもしれない。そこでは、焼魚定食など定食ものが15RM(450円)ぐらいだから、日本で食べた場合の2分の1くらいだ。色々な所で餃子を食べるが、6-8RM(180-240円)なので、やはり半額くらいの換算になる。
飲食代だけ比率が違うのは、日本の長いデフレが飲食代を低く抑えているという要素も大きいと思う。牛丼やハンバーガーは言うに及ばず、普通の飲食代は20年前くらいのそれとほとんど変わらない印象だ。一方で、マレーシアの物価はどんどん上がっていくので、これからこの差が縮まっていくのかもしれない。

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日本に帰ってきて平日の昼間にスーパーへ行くと、これはKLと違うなと感じることがある。1人で買い物に来ている老人の人数が違う。高齢化率の違いと言ってしまえばそれまでだが、東京では70歳を超えていそうな老人が買い物をしている姿を多く見かける。特に食品売り場では、半数近くを占めているような印象を受ける。それだけ、日本は1人で暮らしている独居老人が多いということだろう。一方で、KLではほとんど高齢者の買い物の姿は見かけない。たまに見かけるとしたら、それは家族連れだ。マレーシアでは家族単位で暮らしているので、老人が1人で買い物に行く必要がないのであろう。
日本は核家族化が極端に進んだ結果、個人の生活が最少単位-1人または2人-での生活になってしまった。少ない人数での生活は、同時に多くのロスも生むことになる。それは、電気などのエネルギーや食べ物の廃棄、住宅設備の重複など、大人数で暮らせば無駄を出すことなく生活できたはずのものだ。日本社会はこれからどこに向かうのだろうか。早く、昔の大家族社会に戻った方がいいのかもしれない。そうすれば無駄がなくなり、生活費の節約にもなるからだ。

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サンウェイピラミッドに行った時、「イチバンラーメン」という店で、サッポロラーメンセットを食べた。サッポロラーメンと餃子3個、スイカ3キレが付いたセットとジャストウォーターで、税込み25.15RM。しかし、チャーシューがチキンというのはどうよ。鶏肉独特のにおいが残っていて、どうも好みではない。スープは味噌味のサッポロラーメンというよりも、タンタン麺に近いかな。餃子はKLで食べた中ではうまい部類と思う。
マレーシアに進出する飲食店は、イスラム教対応に苦心していると思う。鳥肉や牛肉、マトンなどイスラム教ではOKな食品を扱うスーパーや飲食店は「ハラル」、イスラム教にとってNGな豚肉を扱うのは「ノンハラル」と売り場からして厳密に分けられている。即席麺など加工食品の中にエキスが入っていても、それはNGだ。このチキンチャーシューというのは、ハラル対応にしている訳で、イスラム教徒が国民の6割を占めるマレーシアでは当然のマーケティングかもしれない。それにしても、チャーシューにチキンは合わない。ウィンナーやフランクフルトもチキンで作られたものが多いが、豚肉のそれより多少柔らかいくらいで、慣れれば大したことはない。
One Utama のイオンでウインナーを買った時、ハラル用のレジが無人になっていて、サービスカウンターに行ってくれと言われた。そこにいたのは運悪く、2人ともがイスラムの人。1人がビニール手袋をして会計してくれたぞ。かわいそうに。ハラル対応をちゃんとやるなら、イスラムでない人を常駐させないと。

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いずれリタイアしたら海外で暮らしたいと、以前から思っていた。しかし、計画では60歳を過ぎてからの予定であった。それが早まったのは、福島原発事故のためだ。その後の放射能拡散により関東地方にも危機は及んでいたが、事故だけだったならば、何も海外に脱出する必要はなかった。空間線量は年間で1ミリシーベルトを多少超えるくらいだから、気を付けていれば生活できないレベルではない。海外に出ようと決断した理由は、政府の棄民政策だ。瓦礫の広域処理や食べて応援・・・これでもかと繰り出される汚染の全国への拡散。逃がさなければいけない人たちを逃がすどころか、汚染地帯を広げようとする暴挙のためだ。
12月にマレーシアへ出発する前は、東京を本拠にして、1年の半分を九州の博多で暮らしていた。現地で暮らしてみると分かるが、食べ物のストレスがない。スーパーで売っている野菜や、飲食店で出されるご飯や野菜はほとんどが九州産だ。だから、安心して食べられる。これは何処産の野菜だろうかと、心配する必要がない。そういう点でストレスが溜まらない。
北九州市の瓦礫焼却によって、九州も無傷ではいられなくなってきた。さらに食料は産地を選別すれば何とかなるが、これから気を付けなければならないのは、目に見えない部分だ。野菜を育てる時の肥料や土壌、家畜に与えるエサや加工食品に使われる水質などだ。どんどん追い込まれた結果が、この選択だったということ。さらに、東南海地震や富士山爆発のリスクもあるし、とにかく、落ち着いて暮らせる場所が欲しかった。

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