会社員生活がほとほと嫌になり50歳を機に早期退職、現在は第2のモラトリアム中。311後、マレーシアのクアラルンプール(KL)へ移住、のんびりと暮らしている。
海外暮らしは得るものがあれば、失うものもある。温泉、落語会、サッカー観戦が大好きだったけど、できないのが残念。
それと、すしを食べることも諦めたことのひとつ。
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一時帰国しなければならず、あまり長く東京には滞在したくないし、一方で温泉には行きたいということで、どこか手軽に行ける温泉で2泊することにした。
LCCの普及で、交通機関の運賃は距離に比例しなくなった。2時間は鉄道で行ける所は限られるが、飛行機を使えば日本中どこの空港でも行ける。そこで今回は、鹿児島の霧島温泉に行くことにした。しかも、霧島温泉は鹿児島空港から近く、バス1本で行けるのだ。
羽田空港からソラシドエアを使って、鹿児島空港へ移動した。フライト時間はちょうど2時間で、料金は11,290円だった。新幹線なら時間的、料金的にも新潟や仙台が同条件で行ける場所だろう。駅から近い温泉はいくつかあるだろうが、LCC空港からのアクセスがよいため安く行ける温泉が、霧島温泉だと思った。
ホテルはネットで調べて、プールのように広い大浴場が自慢の霧島ホテルと、天気がよければ桜島が望める展望風呂の霧島観光ホテルをチョイス。ところがこの日は日本中が低気圧に覆われ、各地で悪天候という不運に見舞われた。霧島温泉も小雪が舞い、展望風呂からは桜島どころか外の景色さえ見えない。プールのような風呂は広いが立ち湯が多く、何となく落ち着かない。この2つのホテルの風呂は、あまり満足できなかった。
しかし、日帰り湯に立ち寄ったホテルで、思わぬ拾い物をした。霧島国際ホテルの風呂は湯船も広く、しかも露天風呂がにごり湯だった。乳白色の単純硫黄泉。床下を通した温泉の湯気を利用した、蒸し湯も気持ちがよかった。日帰り入浴料は1000円。
お湯がにごっているだけでうれしくなる。他にも好きなにごり湯は、乳白色の登別温泉、豊平峡温泉、乳頭温泉、草津温泉、万座温泉、白骨温泉、別府温泉。硫黄色の蔵王温泉、渋温泉、有馬温泉金の湯、長湯温泉、百観音温泉。また入りたいなあ。
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