会社員生活がほとほと嫌になり50歳を機に早期退職、現在は第2のモラトリアム中。311後、マレーシアのクアラルンプール(KL)へ移住、のんびりと暮らしている。
海外暮らしは得るものがあれば、失うものもある。温泉、落語会、サッカー観戦が大好きだったけど、できないのが残念。
それと、すしを食べることも諦めたことのひとつ。
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KLでは一般的に車の運転が荒いと言われているため、1年を通して無事故で過ごせればいいと、普段から願っていた。どんなに自分が注意していても、相手があることで100%事故を防ぐことは不可能だから、運もあることだろう。また、事故に合ってしまった場合、警察や保険会社への連絡や相手との交渉でちゃんとコミュニケーションが取れるのか、という不安も大きい。第一、いろいろ面倒なので、そうしたことは起きないに限る。
そんな中、先日、事故に合ってしまった。マレーシアに来て以来、車を運転して2年半が経つが初めての経験だった。幸い、大した事故でなくてよかった。信号で停車している時、後ろからコツんと追突されただけだった。
車を降りてバンパーの辺りを確認すると、かすり傷が付いている程度で、バンパー回りは損傷が無いように見えた。往来の激しい交差点だったので、大した被害も無ければこのまま済まそうかと思ったが、念のために相手の車のナンバープレートを写真に撮り、「後で詳しいことは連絡するから」と、お互いの名前と電話番号を交換した。
帰宅して改めて車のサイドを確認すると、バンパーを装着しているビスが取れて、車から外れそうになっていた。これは修理が必要と、相手に状況を説明するべく、急いでショートメールを送った。
相手からは翌日返事があり、「まずは修理代の見積もりを取ってほしい。リーズナブルな料金ならいいが、高いと判断したら、こちらの指定する修理工場で見積もりを取ったうえで、修理してほしい」ということだった。手間はかかるが、修理代は払うということなのでひと安心した。
見積もりを取ったところ、外れそうなバンパーの装着と傷の修理で、こちらの修理工場では250RM、先方は150RMだった。当然、その場で修理をすることになった。まあ、KLでは、車の修理費用は驚くほど安いというのが実感。
しかし、今回は相手が正直者でよかったが、ごねられたら面倒な局面だった。こちらの対応が甘かったことを反省。最低でも、先方の落ち度をその場で認めさせ、IDカード(免許証)の写真を撮っておくべきだった。今回はいい教訓になった。
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