会社員生活がほとほと嫌になり50歳を機に早期退職、現在は第2のモラトリアム中。311後、マレーシアのクアラルンプール(KL)へ移住、のんびりと暮らしている。
海外暮らしは得るものがあれば、失うものもある。温泉、落語会、サッカー観戦が大好きだったけど、できないのが残念。
それと、すしを食べることも諦めたことのひとつ。
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KLのスバンジャヤ・サンウェイエリアに、高架式電気バス(BRT)網が、いよいよ開通したらしい。一般道の上に作られた高架式の専用道路を電気バスが通り、セティア・ジャヤ駅からUSJ7の5.4kmを結ぶものだ。写真左がBRTの高架で、右が建設中のLRT。
このエリアの交通渋滞の緩和を目的に、官とサンウェイグループが一体となって建設したそうだ。この辺りはサンウェイグループの施設ばかりなので、完成もあっという間だったとのこと。
これはBRTとLRTに平行して走る、高架式遊歩道。これらを見ていて、ハタと思ったことがある。この姿は、KLの道路の将来像なのではないかと。
というのも、KLは車社会で、道路を歩いている人がほとんどいない。外が暑いからということもあるだろうが、道路が歩けるように作られていない。車道の横に歩道がないのがほとんどで、あっても段差があったりして歩きにくいこと、この上ない。
ひどいのは交差点で、あくまで車優先で人が横断するように設計されていないため、歩いて渡るには相当な注意が必要になる。
車道の脇に歩道や自転車道を作るのはスペース的に限界があるが、上に伸ばしていくのは無限大に可能だ。従って今後、KLの他の地域でも、こうした方式で歩行者や自転車専用高架、電気バス専用高架などが、続々と作られそうな気がする。
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