会社員生活がほとほと嫌になり50歳を機に早期退職、現在は第2のモラトリアム中。311後、マレーシアのクアラルンプール(KL)へ移住、のんびりと暮らしている。
海外暮らしは得るものがあれば、失うものもある。温泉、落語会、サッカー観戦が大好きだったけど、できないのが残念。
それと、すしを食べることも諦めたことのひとつ。
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マッサージの良し悪しは、店というよりも人だ。上手な人にやってもらえば、たとえ10分でも気持ちがいいし、下手な人だと長い時間やってもらったとしても気持ちよくならず、逆に苦痛の余り早く止めて欲しいと思うことさえある。それだけ、人による当たり外れが大きいので、これと決めた人がいれば毎回その人にやってもらいたいものだ。
SS21のUptownにある、Thai Relax というタイマッサージの店で、ハッピーアワーだと120分68リンギという安さに釣られて受けてみた。しかし、帰る時にチップを要求されたので、結局120分で78リンギだった。
そこでマッサージを受けながら考えたこと。マレーシアでは、60分なら60分という枠の中で、あらかじめ決められたコース通りにマッサージを行い、決して客の希望を聞くことはない。肩が凝っている客だからと、肩を重点的に揉みほぐしてくれることもない。そんなお仕着せだけのスタイルだけに、客の希望を聞いてくれるサービスがあればいいのにと思った。例えば、腰だけ30分やって50リンギとか。ヘタに体全体を長時間やられるよりも、下手なら下手でいいから自分の望む部位を重点的にほぐしてもらえば、満足するはずだ。
美容院のように、サービスする人のレベルに応じた料金体系を導入したらいいのにと思う。ビギナーからスペシャリスト、エキスパートまで揃っていて、段々と料金が上がるような仕組みだ。今日はとても疲れているから、60分100リンギと高いけどスペシャリストを頼んじゃおうかな、なんて希望が通ればいいし。

最近よく行くマッサージ店は、コタダマンサラのDataran Sunwayというショップロットの中にある、「Sands Mandarin Spa」だ。ここは清潔感があって、とてもきれい。安心してサービスを受けられる店だ。金曜の夜ともなれば、ひっきりなしに客が訪れる。
そこで考えたのは、ショップロットの駐車場のこと。KLのショップロットというのは、3階建ての長屋形式の商店街で、店の前が駐車場になっているものだ。駐車する際は必ずしもその店の前でなくてもよく、ショップロット全体で全部の駐車スペースを使っている。だから目指す店があっても、車を近くに停められないこともしばしばだ。行く店のできるだけ近くに停めたいのが人情だから、空きスペースを探して何回もウロウロすることもある。

店から駐車スペースまでの距離の許容範囲は、500mくらいだろうか?店の重要性にも関わるだろうが、10分も歩きたくはない。だったら、車で移動して他のショッピングモールとかに行ってしまうだろう。
自動車の保有台数が増えて、さらに車社会化が進んだ場合は、今以上にショップロットに駐車しにくくなるだろう。人気店の場合、多くの人が車で詰めかけるので尚さら駐車がし辛いというジレンマを抱えている。今でさえ、2重3重駐車があるというのに。早晩、この駐車場事情は行き詰まりそうな気がする。
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