会社員生活がほとほと嫌になり50歳を機に早期退職、現在は第2のモラトリアム中。311後、マレーシアのクアラルンプール(KL)へ移住、のんびりと暮らしている。
海外暮らしは得るものがあれば、失うものもある。温泉、落語会、サッカー観戦が大好きだったけど、できないのが残念。
それと、すしを食べることも諦めたことのひとつ。
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用事があってシャーアラム南部の工場街によく行くが、KLとはまた違ってローカル色たっぷりの街で、刺激が強い。特に驚くのは、牛が街の道路を横断したりすることだ。そこは結構車やバイクの往来が激しく、中央分離帯にある草を食べるために、牛が道を渡っている。どこかで飼われているはずだが、よく事故に遭わないものだと感心する。
そんな光景はローカルの人にとっては珍しくないようで、特段慌てる風もなく牛をよけながら通っている。他にも道端にヤギがいたりするし、何と言っても野良犬が多い。犬は親子連れが多く、みんなやせ細っている。
その横を多分ネパールから出稼ぎに来た、制服を着て工場へ出勤する人たちが通って行く。弁当の入ったビニール袋を例外なく下げている。たまに犬にエサをあげるのだろう、彼らは犬に慕われている。そんな光景がシャーアラムでは、これから何年続くのだろうか。
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