会社員生活がほとほと嫌になり50歳を機に早期退職、現在は第2のモラトリアム中。311後、マレーシアのクアラルンプール(KL)へ移住、のんびりと暮らしている。
海外暮らしは得るものがあれば、失うものもある。温泉、落語会、サッカー観戦が大好きだったけど、できないのが残念。
それと、すしを食べることも諦めたことのひとつ。
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ローカル料理にはすっかり飽きたので、パスタを食べることが多い。中でも当たり外れのなさそうなカルボナーラをよく注文する。しかし、KLではこれぞカルボナーラという品に出合ったことがない。そのほとんどは、カルボナーラというよりクリームソース味だ。
カルボナーラの起源は諸説あるようだが、きこりが山に入る時の保存食だったという説が好きだ。パスタとニワトリ、塩、チーズだけを持って出たきこりは、食事の際、ニワトリに卵を産ませ、パスタを茹で、そのニワトリを絞めて料理したという。荷物が少なくて済むし、しかもおいしい。
この昔話からも分かるように、イタリアではカルボナーラには卵だけを使い、生クリームやクリームソースは入れないのだ。今まで食べたクリームソース入りのパスタがまずいと言っている訳ではなく、それはそれでおいしいが、カルボナーラと名乗ってほしくないというだけの話。
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