会社員生活がほとほと嫌になり50歳を機に早期退職、現在は第2のモラトリアム中。311後、マレーシアのクアラルンプール(KL)へ移住、のんびりと暮らしている。
海外暮らしは得るものがあれば、失うものもある。温泉、落語会、サッカー観戦が大好きだったけど、できないのが残念。
それと、すしを食べることも諦めたことのひとつ。
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うれしいことに、KLでも日本の味と遜色がない食事をあちこちで食べられる。そのひとつが、「東京ばんからラーメン」だ。またラーメンを食べているのかと言われそうだが、KLのラーメン店をひと通り試してみるまで、ラーメン店通いはしばらく続きそうだ。
先日、KLCCに行った際、この店のラーメンを初めて食べることができた。以前から行こうと考えていたが、最近は滅多にKLCCに出る機会がないため訪れるチャンスがなかった。

豚骨醤油、とんこつ、完熟味噌、つけ麺の4種類の中から、豚骨醤油ラーメンをオーダー(煮玉子入り)。23.5RM(税・サービス料抜き)。
スープがおいしかった。まるで、マレーシアでラーメンを食べていることを忘れるくらいだ。ネギがたっぷりで、背脂が絶妙な味わいを出している。

他にも、讃岐うどん新(ARATA)の「肉汁うどん」は絶品だ。麵大盛りで17リンギ。温かいつゆに、濃しの強い冷たい麵。豚肉ならではのうまみがたっぷりのつゆがいい。まさかハラルのマレーシアで、豚肉の出汁の効いたつゆでうどんを食べられるとは、夢にも思わなかった。
KLで麺類にこだわるのは、東京の外食で麺類を食べることを汚染回避のため、ほとんど止めたからだ。外食する時はそばやうどん、ラーメンはほとんど食べない。食べるとしたら、パスタのみ。あるいは焼きそばで麺だけ食べて、野菜は残すことにしている。
汚染を懸念しているのは、材料よりも水だ。麵を茹でる時、あるいはスープを作る時、たいていの店は水道を使っていると思う。コストの面から、まさかミネラルウォーターは使わないだろう。
一方で材料については、懸念食材に当たる確率は低いのではないかと判断している。特にラーメンやうどんは小麦粉が原料であって、その小麦は輸入が8割で、残りの2割の国内産もほとんどが北海道産だからだ。汚染地の小麦に当たる確率は低くなるはずだ。さらに中華麺は、グルテン質の多い強力粉でできており、強力粉はほとんどが輸入と聞いている。
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