会社員生活がほとほと嫌になり50歳を機に早期退職、現在は第2のモラトリアム中。311後、マレーシアのクアラルンプール(KL)へ移住、のんびりと暮らしている。
海外暮らしは得るものがあれば、失うものもある。温泉、落語会、サッカー観戦が大好きだったけど、できないのが残念。
それと、すしを食べることも諦めたことのひとつ。
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先日、猫のKLへの引越し第1弾が無事に終わった。成田空港のチェックインカウンターで見送って以来、KLIAの検疫所の前で飼い猫の元気な鳴き声を聞くまでは気が気ではなかった。とにかく何事もなくマレーシアへ渡って来れたことに、どれほど安堵したことか。前日の検査からKLへの到着までの様子を、記録として残しておきたい。
1.羽田空港の動物検疫所 出発は、10時30分成田発のマレーシア航空便。直行便の中では到着が16時45分と、比較的早いのが選んだ理由だ。成田の動物検疫所は開始時刻が8時なので、10時30分の便では時間に余裕がなくなると考え、前日に羽田で輸出検査を受けることにした。必要書類4点(輸出検査申込書、マレーシアの輸入許可書、狂犬病接種証明書、健康診断書)を持参し、検査を受けた。簡単な触診などを行い15分程度で終了、輸出検疫証明書を取得することができた。
2.ペットキャリー IATA基準に準拠していて、すのこ付きを探した結果、小型犬用のこれになった。横幅が58.5cmと、少々広いが仕方ない。猫をキャリーに入れておく時間は、成田でのチェックインから始まり6時間40分間のフライト、その後の手続きを含めれば9時間くらいになるだろう。なにせ普段は、往復2時間の動物病院に行く時でもシッコしてしまうくらいなので、9時間も我慢できる訳がない。それならば、すのこ付きで下にペットシーツを敷いておけば、いつしても構わない。ペットキャリーに設置する水飲み器は付けていてもOKだったが、ほとんど飲んでいなかったようで、シッコも全くしていなかった。かわいそうに9時間もの間、飲まず食わずでいたようだ。
3.マレーシア航空のチェックインカウンター(写真上) いつも外出する時はこれでもかと大声で鳴くのだが、空港ではかなり不安なのだろう、小声でちょっと鳴くくらいだった。回りに迷惑をかけなくてほっとしたが、逆に元気がないのが気になった。猫の運賃はキャリーの重さ込みで7.4Kg、32,300円だった。
とにかく無事に、KLへ到着してほしいと祈るばかりだった。機内で待つ時間がどれだけ長く感じたことか。

4.クアラルンプールの動物検疫所(写真下) KLIAにようやく到着、動物検疫所の前で待っていた飼い猫を見つけた時は、これ以上ないほど安心した。入国審査を済ませ、Baggage Claimエリアの「J」近くの動物検疫所(Animal Quarantine)に向かった。すると、見覚えのあるペットキャリーを見つけ、少し待つと担当官がやって来た。手続きは4点の書類(日本の輸出検疫証明書、マレーシアの輸入許可書、狂犬病接種証明書、健康診断書)をチェックするだけで、ほとんど時間はかからなかった。手数料の支払いは、現金のみで40RMだった。
5.コンドへの帰り道 今回は猫用のシステムトイレを運ぶために荷物が多いことと、タクシーはペットを乗せることが難しいと聞いていたので、空港からの送迎サービス(200RM)を手配しておいた。その迎えの車に乗り1時間後、ようやくわがコンドに到着した。
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