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マレーシア KLでスローライフ

会社員生活がほとほと嫌になり50歳を機に早期退職、現在は第2のモラトリアム中。311後、マレーシアのクアラルンプール(KL)へ移住、のんびりと暮らしている。 海外暮らしは得るものがあれば、失うものもある。温泉、落語会、サッカー観戦が大好きだったけど、できないのが残念。 それと、すしを食べることも諦めたことのひとつ。 フェイスブック:https://www.facebook.com/nimaimori/ ツィッター ID : @nimaimori

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マレーシア生活の将来

友人や知り合いと話をしていて、「マレーシアでこのまま、いつまで暮らせるのか」という話題になることがある。それはお互いに、マレーシアでの今後の生活について不安を抱えているから。

無理もない。物価上昇や消費税の導入決定、円安傾向、MM2Hの条件引き上げ懸念、外国人の不動産購入最低金額の引き上げ、と不安材料はいくつもある。10月下旬に発表された政府方針の中で、いくつか気になった点があった。

1つは、2015年4月に消費税を導入することが決まったこと。税率は6%。米などの生活必需品や水道料金、公共交通機関の運賃、医療費などは非課税となる。これは、今の外食時にかかるサービス税6%の適用範囲が広くなると思えばいいかも。サービス税は現在、多くのレストランでかかっていると思うが、2015年4月以降はホーカーズなども対象になるのだから、家計への影響は大きいだろう。

消費者物価上昇率はここ3年、2010年1.6%、2011年3.2%、2012年1.7%(出典:Bank Negara Malaysia,Monthly Statistical Bulletin)だったが、消費税の導入はかなりの上昇要因となりそう。物価上昇と円安傾向が続けば、家計にはダブルパンチだ。

2つ目は、外国人の不動産購入最低金額の引き上げ。現在の50万RMから100万RMに引き上げるもので、時期はどうやら2014年1月から適応らしい。以前不動産を購入しようかといくつか見て回ったが、KL中心部以外は3ベッドルームの標準的な広さで、60万RM~80万RMの物件がほとんど。

このハードルが100万RMになるのだから、外国人が買えるのは高額物件(単価が高いか広いか)ということになるだろう。一方で、ローカルの人が購入するのは50万RM以下の物件だろうから、50万~100万RMの価格帯の購入層がいなくなりはしないか?そうなると、買うのが難しくなる以上に、売るのが大変になる懸念がある。

マレーシアの不動産は値上がりしているものの、他の東南アジアと比べ平米単価がまだ安い。一方で、コンドミニアムは最近の供給過剰により、賃貸価格があまり値上がりしていない。傾向として、今は買うよりは借りた方が得だろう。

物価や住居費の変動には、自衛するしかない。そのためには生活水準を引き下げるか、物価や住居費の安い街や他の国に移り住むか、のどちらかの選択になるのだろう。

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