会社員生活がほとほと嫌になり50歳を機に早期退職、現在は第2のモラトリアム中。311後、マレーシアのクアラルンプール(KL)へ移住、のんびりと暮らしている。
海外暮らしは得るものがあれば、失うものもある。温泉、落語会、サッカー観戦が大好きだったけど、できないのが残念。
それと、すしを食べることも諦めたことのひとつ。
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日本に一時帰国する際、どこに泊まるか非常に悩む時がある。特に、温泉地の場合が難しい。何故なら、基本的な設備が時代遅れな宿泊施設が多いからだ。
何も、豪華で広いところに泊まりたいわけではなく、求めているのはネット環境と禁煙の部屋。それで、ベッドタイプのホテルであればベスト。そういう部屋を温泉地で探すわけだが、これがあまり無いのが現状。
今回も本来は、登別温泉に泊まりたかった。第一滝本館の温泉は最高で夕食ブッフェもいいのだけれど、禁煙の部屋がなくネット環境も整っていない。だから、第一滝本館では日帰り温泉に入り、他のホテルに泊まろうとしたが、自分が探した価格帯の宿泊施設では見つからなかった。
温泉地の傾向として、要は設備投資ができていないのだろう。バブル期に伸びきってしまった施設の大きさのまま、内装のリノベーションをせず、オートロックにもせず、禁煙の部屋も作らず、Wifi環境も整備せず、かろうじてテレビが地デジになっただけのホテルや旅館がほとんど。日本の地方に行くと、それが現状だ。
禁煙部屋の希望が通っても、喫煙可の部屋を空気清浄機と消臭剤で対応する場合があり、そんなことでニオイが消えるはずはなく、おちおち寝られないから、慎重に選んでいる。
先日、インドネシアのビンタン島に泊まったが、アンサナビンタン(Angsana Bintan)ホテルには感心した。もはや客室内の禁煙はスタンダードとして、部屋の中のWifiに加えて、プールサイドまでWifiが使えた。これには驚いた。そんな環境のホテルに泊まった後で、日本の温泉に行くとガッカリする。これで、「おもてなし」できるのかと。
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