会社員生活がほとほと嫌になり50歳を機に早期退職、現在は第2のモラトリアム中。311後、マレーシアのクアラルンプール(KL)へ移住、のんびりと暮らしている。
海外暮らしは得るものがあれば、失うものもある。温泉、落語会、サッカー観戦が大好きだったけど、できないのが残念。
それと、すしを食べることも諦めたことのひとつ。
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猫の輸入申請手続きは、近いはずなのに実は道のりが遠かった。結果的に、丸3日かかったことになる。今回、猫2匹を日本からマレーシへ輸入するに当たり、手続きを自分でやってみることにした。狂犬病予防接種証明書と健康診断証明書(英文)は既に用意していたので、獣医サービス庁のサイト(http://www.dvs.gov.my/en/home)から、申請書類をダウンロード(申請用紙メニューからBorang Aを出力)して、事前に記入しておいた。
申請者は書類をこの獣医サービス庁か、各州の獣医局へ提出することと聞いていたので、サイトも充実していて場所が分かりやすい、プトラジャヤの獣医サービス庁に提出することにした。
Department Of Veterinary Services
(住所)
Wisma Tani, Block Podium, Lot 4G1, Precint 4
Federal Government Administrative Center, 62624 Putrajaya
輸入の窓口は、4G1ビルの5階にある。1日目は順調に窓口までたどり着いたものの、オフィサーがいないのでまた明日来てくれと言われ、撃沈。2日目は窓口(と思ったら受付の人だった)から、奥の担当獣医に申請するように言われ、迷いながらも探し当てた。ところがまたもや、セランゴール州に住んでいる人間は、セランゴール州に届け出るようにとの非情な宣告。聞いてないよ!

ここからが大変だった。セランゴール州のサイトはあるものの、獣医局の情報はどこに載っているのかが分からない(マレー語はチンプンカンプンだ)。プトラジャヤの担当者から住所を教えてもらい、ガーミンナビを頼りに行くことにした。
Selangor Department Of Veterinary Servicesの住所は、
Lot2, Jalan Utas, Seksyen 15/7, 40630 Shah Alam, Selangor
3日目の午前中、この住所をガーミンナビに入力しようとしたができないので、グーグルで座標を調べて向かった。
ところが着いたのは、シャーアラム市内の別の場所だった。ショップロットの中なので、役所があるような雰囲気ではない。近くにあるのかと思って歩き回ったが、そんなこともない。

もうほとんど諦めかけて自宅に戻ろうとした帰り道、偶然にもこの建物の前に出た。結局は座標が違った。正しくは、
N 03. 05866, E 101. 51977
書類を揃えて担当者に提出すると、2匹のうち1匹にマイクロチップ装着がないことを指摘される。これは質問を予想していたので、2か月前に輸入した際、猫が高齢なのでチップ装着なしでOKしてもらった、と答えたところ、7月から規則が変わり、チップ装着が義務付けられたという。こうして、ドタバタは続いた。
結果、輸入手数料は2匹で17RMだった。
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ペット(小型犬と猫)をどうしようかと、悩んでいたのでとても参考になりました。
マイクロチップのことも知りませんでしたが、日本にはない良い制度だと思いました。
3匹で一緒に暮らせるようになって、良かったですね。