会社員生活がほとほと嫌になり50歳を機に早期退職、現在は第2のモラトリアム中。311後、マレーシアのクアラルンプール(KL)へ移住、のんびりと暮らしている。
海外暮らしは得るものがあれば、失うものもある。温泉、落語会、サッカー観戦が大好きだったけど、できないのが残念。
それと、すしを食べることも諦めたことのひとつ。
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猫をマレーシアに連れて来る上で一番の懸案事項は、腎臓の悪い猫が「皮下輸液療法」を受けられるかどうかだった。幸いにも、最初にやってきたぼっちは、腎臓の値がそれほど悪くなかったため、食事療法に切り替えることができた。しかし、18歳の「みい」は高齢のためか数値がかなり悪化していた。尿素窒素(BUN)が61.0mg/dlと高く、クレアチニン(CRE)も4.5mg/dlだった。そのため日本では動物病院で週1回、皮下輸液療法の点滴を受けていた。
以前からクラン市の動物病院「Lian Animal Clinic」では、皮下輸液療法を受けられることを聞いていた。そこで、「みい」が来馬してすぐ、治療を受けるため病院へ連れて行った。

するとどうだろう。先生が言うには、もちろんやり方を教えるし、器具や輸液を日数分出すので、次回から自宅でやってください、ということだった。正直、面食らった。病院で治療を受けられなければ、いずれ自分たちでやる覚悟はあったが、いきなりその時が訪れるとは思っていなかった。日本なら数回は治療し、徐々に自宅での治療に切り替えていくところだろう。
手順に慣れるまではおっかなびっくりだが、慣れてしまえばそれほど難しい作業ではないと思う。今では1日おきに行って、人間も猫も慣れたものだ。
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