会社員生活がほとほと嫌になり50歳を機に早期退職、現在は第2のモラトリアム中。311後、マレーシアのクアラルンプール(KL)へ移住、のんびりと暮らしている。
海外暮らしは得るものがあれば、失うものもある。温泉、落語会、サッカー観戦が大好きだったけど、できないのが残念。
それと、すしを食べることも諦めたことのひとつ。
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先日、日本に残っていた猫2匹をマレーシアに連れて来ることができて、ようやく3匹全員がそろった。今回の渡航は妻1人だったので、猫2匹を入れると相当な荷物を運ぶことになり、道のりは大変だったろうと思う。
2匹は18歳のメス猫「みい」と、11歳のオス猫「のしお」という。特にみいは18歳にもかかわらず、7時間のフライトにも耐え海を渡って来たのだから、大したものだ。
今回も10時30分成田発のマレーシア航空便を利用した。朝早くから成田で検査を受けることは時間的に難しいため、やはり出発の前日に羽田の検疫所に行くことにした。場所は、羽田空港のCIQ棟の2階だ。国際線ターミナルビルと隣接しているが連絡通路を使って入ることができず、いったん地上に出てからCIQ棟に行かなければならない。この行き方が難しい。
マレーシア航空におけるペットの運搬料金が最近改定されたそうで、算出が難しくなった。フライト当日の正規料金の1.5%が猫の1Kg当たりの料金だという。猫2匹の体重10.2Kgとケージ2つの重量を含め、合計で15.1Kg。これに計算式を当てはめて提示された料金が、2匹で69,762円だった。
割引きで人間と同じくらいの料金か。ペットと一緒の移住が増えているからなのか、マレーシア航空では人間の運賃にスライドした料金体系に改定したようだ。
クアラルンプールの動物検疫所での検査は2度目ということもあり、すんなり通過したそうだ。入国手数料は2匹で60リンギだった。

それよりも、2匹がコンドミニアムに着いてからが大変だった。3ヵ月前に引越していた先住民の「ぼっち」が、突然やってきた2匹を受け入れなかった。3ヵ月前には仲良く暮らしてきた家族なのに、もう忘れてしまったのか?あるいは広い部屋に1匹だけでのびのびと暮らしてきた環境を壊されると思ったのか、その精神状態は分からない。
それから丸2日間はぼっちに近寄ることもできず、2匹は客間で隠れるようにして過ごさざるを得なかった。
あれから10日間が経ち、猫3匹の環境にもようやく平和が訪れた。ぼっちも2匹を受け入れて、3匹が同じ部屋の中で共存して暮らすようになった。猫の縄張り意識の強さには、ひと苦労の10日間だった。
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