会社員生活がほとほと嫌になり50歳を機に早期退職、現在は第2のモラトリアム中。311後、マレーシアのクアラルンプール(KL)へ移住、のんびりと暮らしている。
海外暮らしは得るものがあれば、失うものもある。温泉、落語会、サッカー観戦が大好きだったけど、できないのが残念。
それと、すしを食べることも諦めたことのひとつ。
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虎のように元気にと願って付けた名前を、今になって他にしておけばと後悔している。元気がよすぎる。写真のようにおとなしくしているのは一瞬で、他は寝ているか走り回っているか、何かにじゃれているか、のいずれか。まだベビーだから当然と言えば当然だが、今まで飼ってきた子猫の中ではダントツでやんちゃだ。

手当り次第に噛み付くのには閉口する。親猫や兄弟が一緒にいれば、自然と力の入れ加減を覚えて行くものだが、生後すぐに離ればなれだからそうもいかない。こちらが犠牲になるしかない。それでも、太腿は痛いから勘弁してほしい。

ぼっちにも悪影響が出ている。というか、タイガの一番の犠牲者は、ぼっちかもしれない。放し飼いにしておくと、タイガはのべつまくなしに、ぼっちに飛びかかっていく。その度に逃げられたり、パンチで反撃され退却しているが、彼はめげない。何度でも行く。
そのシツコさに、ぼっちは参っているようだ。彼女の場合。鼻の血色が健康のバロメーターで、体の調子が悪い場合、鼻の皮膚が黒ずんで来る。これは相当悪そうに見える。「おちおち昼寝もできない」と、ぼっちのぼやきが、まるで聞こえてきそうだ。
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先々週の日曜日、子猫が我が家にやって来た。動物病院で保護されていた、生後約1ヶ月のオスの子猫だ。ぼっちがかなり焼き餅焼きで同じメス猫は受け入れそうにないため、オス猫ならと引き取ったのだ。
来たばかりの時はあまり元気が無く、涙が止まらないということで、病院から朝晩に目薬を差すこと、ビタミン剤を飲ませるようにと言われた。

虎のように元気に育つようにと願いを込めて、「タイガ(Tiger)」と名付けた。2,3日するとすっかり元気になり、今では部屋中を猛スピードで走り回っていて、危ないことこの上ない。
のしおが死んで妻はしばらく落ち込んでいたが、タイガの子育てという新たな目標を得て、また本来の明るさが戻って来た。子猫を引き取って、本当によかったと思う。
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コンドの敷地で暮らしている「チビ」が、車の回りでくつろいでいたので1度エサをあげたところ、それ以来朝出かける時や帰宅時など、どこからともなく現れてご飯をねだるようになった。外猫にこれだけなつかれると、ただでは放っておけなくなる。
チビはまだ体に幼さが残るメス猫で、あまり見かけないほどの美猫だ。近くに集まって来る猫が美猫ばかりなので、先日妻に言われた。「あなた、前世はオス猫だったんじゃないの?」と。猫にモテるのはうれしい。
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のしおが突然、先週死んでしまった。あまりに急なことだったので、現実を受け入れるのにしばらく時間がかかった。特に妻は、のしおを溺愛していたので、その落ち込みようは半端ではなかった。
前日まで元気そうにしていたのに。別段、おかしな様子は感じなかったが、夜中の2時頃、妻の悲鳴で飛び起きた。「ゲホッ」という、のしおの発する異音で目が覚めたらしい。KLには24時間やっている動物病院があることを思い出し、これから連れて行く旨電話した。

3時頃、病院へ駆けつけたが、間に合わなかった。死因は分からなかった。何か異物が喉に詰まったのかと聞いたが違うというので、何らかの理由で呼吸困難になったか、心臓に異常を来たしたか。このコンドに引っ越して以来、この5ヶ月あまり元気がなかったからどこかが悪かったのかもしれず、早く病院に連れて行くべきだったと悔やんだが、もう遅い。
電話では、深夜に診察するだけで最低250リンギ、治療次第でそれ以上かかりますと言われていたが、既に亡くなっているということで、お金を取ることをしなかった。この誠実な姿勢には頭が下がった。感謝したい。
Animal Medical CenterWisma Medivet, 8, Jln Tun Razak 50400 Kuala Lumpur
Tel:(03) 4042-6742,5873
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猫が喉をゴロゴロ鳴らす時は気持ちのいい時だと言われるが、実は人間にとっても癒しになっている。この喉をゴロゴロ鳴らす行為は、どんな猫もやるのではなく、思うに子猫時代はほとんどが喉を鳴らしていたが、大人になるにつれ鳴らさなくなるのではないだろうか。実際、今まで5匹の猫を飼ってきたが、大人になっても喉を鳴らすのは、このぼっち1匹だけだ。そうした猫の確率は20%。
また、ベッドで一緒に寝る猫も珍しい。冬は寒いのでふとんに潜り込んでくる猫もいるにはいるが、たいていは自分の好きな場所で寝ている。猫は気まぐれなので、その日によって場所を替えているケースも多い。ベッドで寝る猫の中でも、足元ではなく人の横や枕元に来る猫は、なお更少ない。まるで、一緒に寝ようと語っているかのようだ。そうした人間と一緒に寝る猫は、飼ってきた5匹の中では、ぼっちと死んだちび太の2匹。そうした猫の確率は40%。

ぼっちは喉をゴロゴロ鳴らし、かつ一緒にベッドで寝る貴重な癒し猫だ。いつも近くにいるのは信頼の証しだし、今までどれだけ元気づけられてきたことか。どれだけ心が安らいだことか。そんな猫に出合う確率は、8%。
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