会社員生活がほとほと嫌になり50歳を機に早期退職、現在は第2のモラトリアム中。311後、マレーシアのクアラルンプール(KL)へ移住、のんびりと暮らしている。
海外暮らしは得るものがあれば、失うものもある。温泉、落語会、サッカー観戦が大好きだったけど、できないのが残念。
それと、すしを食べることも諦めたことのひとつ。
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用事があってシャーアラム南部の工場街によく行くが、KLとはまた違ってローカル色たっぷりの街で、刺激が強い。特に驚くのは、牛が街の道路を横断したりすることだ。そこは結構車やバイクの往来が激しく、中央分離帯にある草を食べるために、牛が道を渡っている。どこかで飼われているはずだが、よく事故に遭わないものだと感心する。
そんな光景はローカルの人にとっては珍しくないようで、特段慌てる風もなく牛をよけながら通っている。他にも道端にヤギがいたりするし、何と言っても野良犬が多い。犬は親子連れが多く、みんなやせ細っている。
その横を多分ネパールから出稼ぎに来た、制服を着て工場へ出勤する人たちが通って行く。弁当の入ったビニール袋を例外なく下げている。たまに犬にエサをあげるのだろう、彼らは犬に慕われている。そんな光景がシャーアラムでは、これから何年続くのだろうか。
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アラ・ダマンサラのチッタモールはテナントの半分以上がまだ埋まっていないが、そろそろ春が近いのかもしれない。先日訪れると、新店をオープンするための工事を3ヵ所でやっていて驚いた。3軒とは「東京厨房」とマレーシア料理の「オンデ・オンデ」に、「Fat Burger」だ。


今からオープンが楽しみだ。なにせこのモールに入っている飲食店の数が少ないから、もうすっかり味に飽きていたのだ。特に、東京厨房は期待大だ。日本の店は洋食らしいが、海外ではどんなメニューにするのだろう?
アラ・ダマンサラはLRTの新駅が2015年にオープンするため、同地区は開発が進んでいる。その効果でチッタモールも空きテナントが埋まり始め、いよいよにぎやかになっていくのかもしれない。無料Wifiを導入したりして集客に頑張っている姿を見ると、こちらも応援したくなる。
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KLでよく見かける、くちばしが黄色い鳥はコモンマイナというらしい。この鳥は不思議なことに、いつ見ても2匹のつがいだ。それはまるでMM2Hのリタイヤーカップルのようで、ほほえましい。
MM2Hのリタイヤーは普通、何処に行くのも夫婦一緒だ。買い物や外食、日本人会に行くことまで。これは多分、奥さんが運転できないからとかできても車が1台しかないとか、移動手段の問題が大きいのだろう。日本では別々のケースも多かっただろうし、こちらでは嫌々やっていたのかもしれないが、そのうちに慣れてきて何ともさまになっている。
人生の第4コーナーを回ったら、これが自然な姿だよとコモンマイナが語っているようで、それはそれでいいのではないか。
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「マレーシアで生活していて、飽きませんか?」と、時たま聞かれることがある。飽きるどころか、永住のつもりで来ているのだから、飽きたとか感じている余裕はない。飽きたからマレーシアから撤退するという人は、旅行気分で来ているからそう感じるのではないか。
確かに、言いたいことはよく分かる。毎日が同じ生活で、刺激がないというのだろう。KLでさえも娯楽が少なく、日本の大都市のように芸能やコンサートなどが頻繁に開催されている訳ではないので、1年もすれば休日の遊び場所に事欠くことになりがちだ。他に行くところがないからか、休日のショッピングモールは家族連れで混雑している。一方で、KLはスポーツをする環境はいい。ゴルフ場が都心にたくさんあるし、どんなコンドにもたいていプールやジムがある。
しかし、そんなことは外こもりには関係ない。もはやレジャーにほとんど興味がないし、リアルで落語の寄席などは体験できなくなったものの、コンテンツはネット上で十分に味わえる。その点でネットさえあれば、どこに住んでいても実害がなくなった。
生活に飽きることはないが、食事に飽きることはある。移住した最初の6か月くらいは珍しさも手伝って、よくローカル料理を食べていた。しかし、最近は夜外食をしようにも食べたいものが思い浮かばない。マレー料理で好きなものが少ないということもあるが、食べる前に油、塩、砂糖が多いことを思い出し、ローカル食を食べようという気が起こらない。それにレストランでは麵やご飯ものの単品ばかりで、野菜のおかずがないことも困る。
もうすっかりローカルの食事には飽きてしまった。近所においしい和食やイタリアン、中華の店があったらいいのにと、いつも願っている。
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先日一時帰国した際、東京の北区役所へ国民健康保険の海外療養費の申請に出向いた。2月にサイムダービーでかかった治療費の立て替え分を払い戻してもらうためだ。
前回の診察でコレステロール値が高いと言われ、3か月後に再び血液検査を行って、その結果数値が変わらなければ薬を飲みなさいと宣告されたのだ。結局、コレステロール値は合格ラインに達しなかったため、その検査代と薬代でかかった約830RMの申請を行った。
ところが、区役所の担当者によると、日本とマレーシアの滞在が半々では要件に該当しない、さらに血液検査は診察が継続しており、治療に緊急性がないことを理由に申請を受け付けてくれなかった。
区役所のサイトには、「日本国内に住所がある人が短期間海外渡航したときの制度」と記入してあるが、治療に緊急時がないとダメとは書いていない。サイトに告知していないから、そんな条件があるとは知らなかったと食い下がったが、受け入れられなかった。
http://www.city.kita.tokyo.jp/docs/service/530/053052.htm
海外療養費が使えないのであれば、もはや住民票を残しておく必要が無いので、早速海外転出届けを出すことにしようと思う。
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